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細く透明な冷たいゆりかご
生まれ落ちてきた無垢なままの心
いつかこの胸に抱きしめるから
僕の間違いも受け止めて
君の名前に確かな意味を
あげるから微笑んで
触れるたびほら熱を持つように
手を重ねて繋がりたい
裸足の君を包んで
傷つかないよう歩いてゆく
僕は君だけど君は僕じゃない
燻った僕の手で歪んだ写し鏡
壊さないように守ってみせる
僕に残された愛だから
一人震えた暗いこの部屋が
居場所に変わるまで
触れるたびほら熱を持つから
繋いだ手を引いてゆける
裸足の君と並んで
傷つけないよう歩いてゆく
手を繋ぐのはもういいよと
いつか別れる時が来ても
朱色に染まる頬で
僕のために笑ってくれよ
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